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名古屋観光ビジネスのデザイン提案勉強会・第7回デザインワーク編その2報告

名古屋観光ビジネスのデザイン提案/第7回勉強会 1/9デザインワークその2報告

作成:平成28年1月20日
報告:研究事業委員会/伊奈史朗

第七回目の勉強会は2つのグループに分かれてデザインワークをおこないました。

■実施日時:

 2016年1月9日(土) Aグループ 15:00~17:00 /Bグループ 10.:30~17:00

■実施場所:

 Aグループ 国際デザインセンタービル7階 ラボ2・ラボ10
 Bグループ 西エリア和凧・手づくり煎餅名古屋扇子・四間道サーベイ

■参加メンバー:

 11名(会員9名,一般2名)

■概要報告:

1.主な内容

・2つのチームに分かれ、A グループは先回に引続き「システム化提案」、Bグループは「名古屋西エリアものづくり観光コース」調査をおこなった。

(1) A グループ;前回の確認。シンボルマークにより市民意識改革、外人に声をかける市民意識
(シンボルバッチを持っている人)。市民がガイド役で道に迷った時に助けてくれるボランティア検定(ゲーム的)ボランティア資格、ホテルのコンシェルジュ的な機能、など“心の垣根を取り去るユニバーサルシステム”。名古屋のおもてなしシステムの事業化のシステム化が挙げられた。(前回同文)

(2) B グループ;ものづくり文化のみち体験レポート(伊奈、井関委員から抜粋)
○〔ものづくり文化の道/マップ〕を参考に和凧製造・卸販売/凧茂、手づくり煎餅/和楽堂、名古屋扇子/末廣堂、四間道を実地探索した。

・凧茂や和楽堂は店内でも商品を購入することはできるが一般的な営業の店構えはしていないことから外からでは商売の様子も入ってみようという気は起きないが、店に入りご主人の話しからものづくりの歴史や匠の技を聴くことができ魅力的な観光スポットを発見できた。

・これらの店は旧美濃路に沿っており近隣県の鉄道系旅行社企画にこの地を巡る日帰りツアーがあり当日もツアー客が 10 人前後の組みをつくり店内見物する一行に出会った。

・今回魅力を感じたのは観光々していないところ、程々の賑わいがあり現在の雰囲を保つバランス感が新たな観光の有り方になると感じた。また日帰りツアー(4-5,000 円)の手軽さは外国人観光客は 1 日ゆくっりと伝統産業ものづくりの地を堪能するコースに成れる。(伊奈)

・県民も知らない身近な観光のあり方について考えさせられました。

・名古屋駅での発信が足りない。インフォメーション的にバス停にものづくり文化の道一日観光マップと案内など看板に設置は不可欠であり。駅前の観光案内ランドマーク的な環境整備の必要性を強く感じた。ボランティアガイドの方も観光客にキャッチされ易いデザインキャラの必要性を感じました。手渡しマップは、バス停横にパネル化したり総合的にインフォメーションデザインが必要と感じた。

・バスに乗って観光ルート案内など車内放送などのサービスやバスの停車ボタンなど英語で表示の必要性など外人にも優しい整備が必要。

・堀川の橋でふと目線を上げると立派なルート看板が目に入ったが車いすの人の目線でも健常者の目線にも入らない。案内の字も小さく景観に溶け込み?飲まれてしまって高いお金をかけても意味のない状況であった。観光ルートのポイントとポイントを結び線とするルートインフォメーションデザインをユニバーサルな点も含めてサイン計画の必要性を感じた。

・こういった体験をツイッターやフェイスブックなど使って情報発信し、地元のみならず全国に情報拡散していく手段もデザインしていく。また、打ち合せに出ていたコンシェルジュ(人の力)でやはり、名古屋観光デザインの魅力の伝道活動の必要性が「おいでん」の名古屋流おもてなしすることで歴史ある街を京都や高山のようにアピールできると強く感じた。(井関)

2.まとめ

(1)発表シナリオ
《名古屋観光ビジネスデザイン提案》(仮題」)
  1部『名古屋観光サーベイ』
   「大須周辺調査(パワー P)」10/10 をベースに到着~目的地迄問題点をプロセスで紹介
  2部『名古屋おもてなしシステムの構築』提案(仮題)

○コンシェルジュシステム(もてなしの心システム)
  ・シンボルマークによる認知とコンシェルジュシステム
  ・市民が主役の永続性あるシステムとして

○提案事例「ものづくり観光名古屋西エリア」
★3 月活動報告は各々実現の可能性を共有して、企業・団体・行政機関に次年度活動への参画を呼び掛ける場にする。


次回の予定
1 月 24 日(日)13:00~15:00 ラボ2
発表シナリオ(PP)のラフコンテを検討する

 

更新日:2016.07.05 (火) 18:55 - (JST)]
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